劇中、気になることが多すぎて、俺には全くハマらなかったというか残念だった。
一番のガッカリポイントはブライアン・スレイドの歌唱力の無さ。それから彼のギターを弾く演技はもう見れたもんじゃなく、メロディーが変わっているのにコードを押さえる左手がまったく動かない。ロック映画の体裁を取り繕っているのだから、こういうディテールは嘘でも違和感なく見せてほしかった。だってさ、ユアン・マクレガー演じるカート・ワイルドのギターシーンはちゃんとギターを弾いているように見えたんだから。
それから、挿入歌も気になった。結局この映画はボウイがモデルなんだから、ライバルのT-Rexの曲(2曲も)が挿入歌として使われるのはどうなのでしょう?
イギーポップならぬカート・ワイルド役のユアン・マクレガーが、すこぶるキマっていたという印象しか残っていない。
残念だ。
※トッド・ヘインズ監督はゲイであることを公表しているらしい。『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル監督もゲイだから、状況的には似ているんだな。『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は最高だけどね。
ボウイの「ベルベット・ゴールドマイン」はコチラ。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 もう一度見たい!:★☆☆☆☆ メディア:DVD 監督/脚本:トッド・ヘインズ 出演者:ジョナサン・リース=マイヤーズ、ユアン・マクレガー、クリスチャン・ベール、トニ・コレット、エディ・イザード 公開:1998年 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。