まあ強烈な印象を残しましたよ、この土曜の昼下がりに。
平穏無事に休日気分を人並みに味わおうと思いましたが、マジで目をそらしたくなる程の見るに耐えない衝撃シーン(大げさではなく、正直何度か画面から目をそらしてしまった)の連発で、気分はガタ落ち。部屋の壁一面、返り血でベトベトにされたみたいだ。
南オーストラリアのスノータウンという町で起こった猟奇殺人事件がモデルになっているらしい。英語だと「Snowtown murders」と呼ばれているらしい。1992年から1999年にかけて起こった事件で、最終的には12人が殺害されたという。
犯人たちの顔立ちは悪人顔ではないし、ホームムービー的な手持ち撮影が多用されて、カッチリとしたライティング感もなく、極めてドキュメンタリー風だったのが、とてつもなくリアルで自分も狙われるのではないかと本当に恐怖を感じた。
何となく園子温監督の『冷たい熱帯魚』を思い浮かべたが、『冷たい熱帯魚』は映画としてのエンターテイメントをちゃんと意識した作りになっていたと思うが、こちらはとにかくリアル重視のドキュメンタリーに寄っていたかもな?と思ったりして。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 もう一度見たい!:★★★★★ メディア:DVD 監督:ジャスティン・カーゼル 脚本:ショーン・グラント 出演者:ルーカス・ピッタウェイ、ダニエル・ヘンシュオール、 公開:2011年 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。