いつ頃の企画か忘れたが(1、2年前だったとおもう。)ジョニーウォーカーのweb企画で山下監督が「クリーニング店の店主(実際のタイトルは忘れた。)」の短編を撮り下ろしていて、その短編がもの凄く好きだった。とくに店主役の康すおん氏が最高だった。
今回の映画は前評判がガンガン耳に入り、特に前田のあっちゃんの好評が渦を巻いている、という事は知っていた、というかそれ以外は映画の内容もキャストもなんの予備知識なし。
映画が始まって、お父さん役の康すおん氏の登場とその台詞回しを体感した瞬間に「あっ、これはヤバいな。」という予感と「ああ、巷の評判はウソでは無いな。」と同意した後、脱力モード突入でリラックスして最後まで観賞した。
映画全体の雰囲気はジョニーウォーカーの短編作品と重なる部分があり、非常に好きなタッチだった。
どうでも良い話だが、ジョニーウォーカーの短編は青みがかった絵で、今回の映画は黄みがかった浅い色だったような気がした。どちらも好き。
前田のあっちゃんの上がりっぷりも確かで、あのローカル感と生活感、そして上から目線とこじらせ感を醸し出すというのは、アイドル上がりらしからぬ役者魂と言った感じで、彼女からは“AKBの冠”は既に消え去り“前田敦子”になっていた。
2014年、初映画館。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 もう一度見たい!:★★★★★ 場所:新宿武蔵野館 監督:山下敦弘 脚本:向井康介 出演者:前田敦子、康すおん、伊東清矢、中村久美、富田靖子、鈴木慶一 撮影:芦澤明子、池内義浩 音楽:池永正二 公開:2013年 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。