良く知る街が映画の舞台になり、良く歩いている通りがスクリーンに映し出されるのは非常にワクワクする。しかしこの映画には、それ以外のワクワクは特になかった。群像劇とは言えそれぞれ登場人物の設定や置かれている状況が「薄っぺらい」。というと言い過ぎかもしれないが…。しかしなぜ舞台が歌舞伎町だろう？大久保の韓国街と隣接しているからか？映画全体の雰囲気がお気軽だったのも少し気になった。新宿はもう少し重く恐い印象だ。それから、尺も2時間超えで、長かった。退屈だった。

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もう一度見たい！：★★☆☆☆
場所：テアトル新宿
 
監督：廣木隆一
脚本：荒井晴彦、中野太
 
出演者：染谷将太、前田敦子、イ・ウヌ、ロイ、樋井明日香、我妻三輪子、忍成修吾、大森南朋、田口トモロヲ、村上淳、河井青葉、宮崎吐夢、松重豊、南果歩
 
撮影：鍋島淳裕
公開：2015年

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