3D作品は眼鏡野郎には辛すぎる。
3D作品は字幕がフワフワして読みにくい。
3D作品は焦点が合いにくいため、疲れる。
映画ポスター見ても、全然興味がわかない。
インド人?知らない知らない。
そもそも「パイ」ってなんだ?アップルパイ?ミートパイ?それこそオッパイ?なんだか良く分からん。
とにかく1mmもそそられなかったが、良い評判がチラホラ耳に入ってきた事もありましたし、鼻をつまんで苦手なものを口に入れる的な感覚で行ってみた。
で、危うく“食わず嫌い”になるところで、「無理矢理にでも食ってよかった!」だった。
序盤ですでに自分が想像してたモノとは違って、きわめて地味かつ細かいストーリーが展開し「何コレ、3Dの必要なくなくね?」的が続くのですが、中盤から一気に3D必須映像が続き、そしてパラパラと細かく分かれていたストーリーも終盤にかけてじんわりと一つに統合されて、最後には少々余韻も残すってな構造で、気持ちよく裏切られかつ愛あるパンチをバシっといただいた。
もう一度見たいど!:★★★★☆
場所:TOHOシネマ、有楽町マリオン
監督:アン・リー
脚本:デヴィッド・マギー
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