アラン(チビデブヒゲと三拍子そろったアメリカ的駄目男のステレオタイプ)の常人からきわめて離れた思考はまさに“カ~イカイカイ愉快痛快怪物くんは怪物ランドのプリンス”といったところでしょうか。今回は前2作とは違い「記憶失い」モノでは無かったが(もうなんつーか、2作続けて「記憶失い」モノでやってきたんだから、3作目も前作同様しつこいぐらい同じ路線でも俺は楽しめたとおもいますよ。とは言え「3作連続同じでは手厳しい映画ファンからキツイ事を言われちゃいますよ〜。」というのも頷ける)とどのつまりアランが暴れて一大事ということはお決まりコースで、今作も気持ち良く大口あけて笑えたので十分満足だった。
劇中『Everybody’s Talkin’』が流れだしたときも嬉しくなったし、とにかくその他の挿入歌も小気味よく、テンションが上がる。「音楽の入るタイミングが完璧なんだよなぁ」と個人的に“ヒデキ感激!”したりして。
アランが最後には格好良く見えて、ある種のコンプレックス抱えてる系には適当な勇気なんかを与えちゃうのではなかろうか?とか良いじゃない!
『Everybody’s Talkin’』
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 もう一度見たい!:★★★☆☆ 場所:新宿ピカデリー 監督:トッド・フィリップス 脚本:トッド・フィリップス、クレイグ・メイジン 出演者:ブラッドレイ・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ケン・チョン、ジャスティン・バーサ、ジョン・グッドマン、メリッサ・マッカーシー、ヘザー・グラハム、ジェフリー・タンバー、ソンドラ・カリー、サーシャ・バレス、マイク・エップス、ジェイミー・チャン、グラント・ホルクイスト、ベティー・マーフィー、マイク・バレー、オリバー・クーパー、ジョニー・コイン 撮影:ローレンス・シャー 音楽:クリストフ・ベック 公開:2013年 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。